金環日食観望会

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今朝のこの貴重な天体ショーを見逃す事なく体験したいと、前日ギリギリまで天気予報と睨めっこして、思い切って名古屋に行きました。
昨日の予報では関西も曇りで、唯一名古屋が晴れだったんです
でも、本当にお天気って分からないですよね…

私の住む町は綺麗に見えたらしい

まあ、出かけなければ見られたのに、出かけたばかりに見られなかった…って、バカをみる事も有り得るとは覚悟してたけど

先週の予報でも東海地方は晴れだったので、とりあえず名古屋のホテルを予約。
都合で伊勢や鳥羽方面に変更も視野に入れつつ…

日食観測のサイトで4日前に偶然見つけた、名古屋大学の『金環日食観望会』に参加表明。
どうせ見るならちょっと企画ものに参加しようと


早朝は雲がありながらも晴れ、日食の始まる頃には晴天でしばらく綺麗に見えました。

でも、金環まで後30分って所で凄い雲の塊がやってきてしばらくしてほぼ雲の中に

これはダメだ~と半ば諦めガックリする事20分
すると奇跡か…
完全に金環になる5分前程から雲がなくなり、完璧な青空に

美しい金環日食が見られました

その瞬間拍手が

日頃の行いか、天文ファンの願いが天に通じたのか

金環になった時間は4分ほどで、ほぼ完璧な金環でした
これほどまでに綺麗に見られるとは、本当に感動の時間でした

月は真横に移動するものだと勝手に思ってたら斜めでした

完璧な金環日食の間に、ずっと疑問に思っていた木漏れ日の影を見に行くと、本当に影がリングになってました(写真参照)
本では見た事あるけど、本当なのかな~って凄く不思議だったけど確かなんだ。
自分の目で確かめる…それが観測の面白さなのかも
そして、その理由を考えるのが科学の面白さなんでしょうね。

金環日食で感動した後は、天体望遠鏡に映った太陽を紙に投影したものや、太陽光線の強さを計測した結果を見ました。

金環日食の間は辺りが暗くなり、少し寒く感じたのですが、それでも太陽が雲に隠れている時よりは明るいと分かりました。

後、各地のライブ映像や太陽の黒点も、モニターに映されていたので見てきました。

なかなか有意義で楽しい観望会でした


今度本州で見られるのは、29数年後の2041年10月25日らしいです。
名古屋、岐阜、京都、滋賀、福井、石川で見られるようです。
東京は三百数十年後
京都ならバッチリ行けるな~
って、29年後…何歳だろう…
動けないかも
いや、この世にいないかも

って事は、私にとっては最後のチャンスだったんだ~
本当に無事に見れて良かったです

神様に感謝

あっ、例の如くデジカメを持たずに行ったので、携帯写真では金環日食の太陽の写真は撮れませんでした