ツタンカーメン展

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昨日は先週のリベンジって事で、再びツタンカーメン展に行ってきました。
先週策を練り、朝8時には到着しようって事に決め、6時半過ぎに家を出て8時前に到着すると、既に200人弱ほど並んでました。
9時開場が8時半に早まったみたいで、8時半過ぎには展示室のある建物の中には入れる状態だったのに、一人慌てて逆方向の電車に乗った為遅刻
入口前で待つこと10分。
その間に200人ぐらいに抜かされたのか

せっかくの機会なので、イヤホンガイドを借りてじっくりと鑑賞してきました。

ネタばれしても良いものですが、大まかな感想だけ

展示品は全部で107点。
6つのステージに分かれ、始めに映像で簡単に説明がありました。
エジプト考古学の世界への導入という感じでしょうか。
いよいよ展示室に…

入ってすぐにツタンカーメンの立像がありました。
展示品は全体的に木製で作ったものに金を貼り、その金に細かく緻密で繊細な彫刻を施したものが多く、その技術の高さ、贅沢さ、そして紀元前1400年ぐらいに作られたとは思えぬ程の保存状態の良さにビックリしました。

そして、1番私の目をひいたのは青の色です。
鮮やかで美しい青色の顔料
何で出来ているんだろう。
フェルメールの青は碧い鉱石を砕いたものから作られた絵の具で高価であったとか聞いた事があるけど、これもそんな青く輝く鉱石を砕いて顔料にしたものなのか
かなり貴重なものなのだろうな~

ツタンカーメンの像も木製に金が貼ってあり見事です。
金箔ではないんでしょう。
これほど木がしっかりと原形を留め、金が剥がれる事なく保存されているのは予想以上で、きっと発見した人は驚嘆の声をあげた事でしょう。

装飾品も少し色あせてるとはいえとても美しく、中でも『ツタンカーメンの即位名を象った胸飾り』や『有翼スカベラ付き胸飾り』は大変豪華で、金の台にラピスラズリトルコ石、紅玉髄といった半貴石や方解石やガラスが散りばめられ、遥か昔の王の権力を彷彿させるものばかりでした。

最後のステージには、この展示品の目玉ともいうべき、『ツタンカーメンの棺形カノポス容器』や『チュウヤの人型棺』などがあり、想像以上の黄金の輝きに目を奪われました。

日本や中国の古代の埋蔵品とは比べものにならない程の美しさ。
これも、埋蔵の方法にあるのでしょうね。
これほどまで大切に埋葬されるとは、権力誇示だけでなく、生き返りを信じて葬られたからなんだろうな…と思えました。

展示室を出て1階ではお土産品がずらり
買いたかったけど、このまま放浪の旅に出るので小さなクリアファイルと3D絵葉書だけ買ってきました。


見た後はやっぱりエジプトに行きたいよね~なんて旅の話で盛り上がりました

本当にいつか死ぬまでに行けたら良いな…