歴史が語るもの…

昔々、869(貞観11)年に東北地方は巨大地震に襲われ、
津波は広く北関東まで及び、
仙台平野では海岸線から3~4km内陸まで津波の痕跡を残した。

昨日の新聞記事を読んでいて目に止まりました。

この震災で美しい日本の一部を跡形もなく破壊された姿に、まるで自分の身体の一部がもぎ取られてしまったかような悲しみを感じていました。

でも、この記事を読んで、長く長く何十年何百年の時が経てば、この海岸線にもまた美しい景色が戻って来るのだと…

遥か…遥か遠い遠い未来の話だとしても、そこに微かな光が見えた気がして、なぜか涙が出てきました。

自然は時に残酷だけど物凄く偉大で…
そして強く逞しく、優しく美しい。

この自然の猛威にも負けずに、また人はここに町を築いていくのでしょう。


歴史が語りかけてきます。

あの美しい景色もそこに住む人々も、いつか必ず再生すると…