今、心に花の咲くほうへ…

今日は、やっと待ちに待った、滋賀びわ湖ホールのASKAソロライヴの日です。
今ライブ初見です。

その前に自分の気持ちに踏ん切りをつけて臨みたいと想い、これを書き残しておこうと思います。
これが最後。
チャゲアスであった飛鳥に対する未練はもう捨ててしまおう。


先日 『 alive in live 』 の再放送を見てしまいました…

やっぱりライヴに行く前に読んでおこうと思った 『音楽と人』 のASKAのインタビューを読んで、ASKAのこのライヴでの表情が気になって…

友達が前にオンエアした時『ASKAさんの笑いが少ない』って言ったのが今更のように思い出されて…
確かに真剣な表情…思い詰めたようにさえ見える…
『ゴメンね、もしかしたらこれが最後のライヴになるかもしれないよ』
そんな想いで歌ってたんだね。

もし、これが最後のライヴだと言われて見ていたとしたら、ずっと泣き通しだったんだろうな…
言わずにいてくれた事に感謝してしまう。
私だって解散コンサートだとかは一生見たくない。
自分の苦しみを押し殺して懸命に歌ってくれたASKAに、いっぱいいっぱいありがとうと言いたい。

自分でかけてしまった足枷を、そうなるとは思わず周りに信じ込ませてしまった為に、ずっと外せずにいた。
何度外したいと思った事だろうか…

そんなに思っていたのに気づかなくて、ううん、気づかないふりをして、今まできてしまってごめんね。

でも、これがもし、もっと早ければ、私には後悔が残ったかも知れない。
もっともっと生でライヴを観たかったって思ったと思う。

DOUBLEツアーで、一番愛してる 『熱い想い』 が聴け、自分で納得出来るだけライヴに行けた。
alive in live の最終日、ライブが終わって二人のいなくなったステージを見て、何故か無性に涙が出て一緒に観た友達とワンワン泣いた。

何がそうさせたのか…
『最後やないんやから、そんなに泣かんといて…』ってお互いに言い合ったのが思い出される。

ううん、最後だったんだね…
今思えば、ASKAのやり切ったという想いを、あの時確かに受け取っていたんだ。
ASKAの強い気持ちをどこかで気づいていたんだ。

あの時、確かに幸せだった。

こんなに素晴らしいライヴが観れて、こんなに素晴らしいアーティストを好きになれて、自分は本当に幸せ者だと思った。
これ以上のステージはないだろうとさえ思った。

それはそのはず…それだけの想いを持って臨んでくれたライヴだったんだものね。

涙のわけは、確かに淋しさからのものではあったけれど、それだけでなく、この幸福感からのものであったのも真実。

最後にこんなに素晴らしいライヴを観せてくれた事、本当に感謝してます。

今、ASKAの真実の想いを知って、今まで続けてくれた事に、ただ々嬉しくて涙が出ます。


ファンになりたての頃は、こんなにビックで日本の音楽界を代表するアーティストになるとは正直思っていませんでした。

色々なミュージシャンを好きになって、いっぱいの中から最後に選んだ人達。
生涯好きでいられると確信した人達。
いつかは別れてゆく人達だと分かっていた。
ずっと分かっていて…
ここまで愛し続けてこれた。

これからはチャゲちゃんと昔のように仲良く、同志から友達に戻り、またいつか楽しくチャゲアスをするためにも、ソロとして頑張っていって欲しいです。

どうかあなたの心が 『 花の咲くほうへ 』 確かに向かっていきますように…
いつも、いつまでも応援し続けています。