小さな恋のメロディ

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昔々、まだ恋に対してもあまり何も解らず、憧れだったりした頃、当時10代の間でブームなった映画です。

仲良しのお友達と初めて映画館に行ったのもこの映画でした。

クラス中がこの映画に憧れ、恋に憧れ、ドキドキしたものだったな。

それに、当時主役のマーク レスターじゃなく、ジャック ワイルドに憧れたっけ♡

ちょっと悪くって、でも心優しい強い男の子で、切ない恋を胸の中にしまって・・・役柄がそのまま彼のように感じたりして、とってもステキに見えたりして(笑)

甘酸っぱい初恋、恋に対する不器用さ、ひたむきさ・・・

あの純粋な頃を、そして、自分の淡い初恋の頃を、思い出してしまう映画です。

そして何よりも、全編をビー・ジーズの美しい音楽で彩られた映画でした。

小学生の頃から、英語も解らないのに何故か洋楽を好んで聴いていた私には、映画の内容とは別に興味を引いたのがこのビー・ジーズの音楽でした。
映画と最高にマッチしていて、素晴らしいかったです。

映画音楽には他にも素晴らしいものが多々ありますが、初恋を思い起こさせるのは、やはり「メロディフェア」ですね。
この映画は、この音楽だからこそ私の胸の中に長く深く残っているといっても過言じゃないと思います。


で、余談ですが・・・

確かASKAも、以前TUGの会報にこの「小さな恋のメロディ」について触れてた事があって、彼も中学生の頃この映画をドキドキして観ていたんじゃないかな・・・なんて思った記憶があります。

時々想うんです。
もっとASKAが若い頃に、こんな素晴らしい映画の音楽を全編作って欲しかったな~~って・・・
「真紅の動輪」は映画の内容がちょっと違いすぎて・・・
今でも、これからでも出来るじゃん!!って言わないでね。

そうじゃなく、もっと若い頃の感覚と感性で作ったものが聴いてみたかったな・・・
SAY YESを聴くと、ドラマが浮かんできたりするでしょう?
ON YOUR MARK が素晴らしいとみんな思ってるでしょう?
あの時代にそれをもっと広げて、一篇の映画音楽として作った物を聴いてみたかったな・・・

といっても、時間的にも無理だっただろうし、今ほど日本映画に良い作品がなかったしね・・・



時々、この映画観たいな・・・って思う時があるんです。
通常のテレビの映画の枠には入るような映画(古さ的に)じゃないので、なかなか観れないのは分かってたのですが、ずっと待っていて、先日BSで放送があるというのを知り、小躍りして喜びましたよ!!

でも、14日深夜に放送予定が・・・録画予約しようと思ったら影武者に替わってるし・・・(><)


焦って調べてしまいました。
あって良かった。

時間があれば、観て下さい。

衛星映画劇場  小さな恋のメロディ  1971年・イギリス  MELODY

   3月19日(木) 午前2:25~午前4:12(18日深夜)     

 イギリスのパブリック・スクールに通う少年と少女のかれんな恋を描いたラブ・ストーリー。ある日、学校で女子生徒のバレエの練習をのぞき見したダニエルは、一人の少女に魅せられてしまう。少女の名はメロディ。初めての恋にとまどいながらも、いちずに彼女を思うダニエルに、いつしかメロディも心をひかれる・・・。ビー・ジーズの奏でるさわやかな音楽とともに、日本でも大ヒットした青春映画の名作。

<作品情報>
(原題:MELODY)
〔製作〕デビッド・パットナム
〔監督〕ワリス・フセイン
〔脚本〕アラン・パーカー
〔撮影〕ピーター・サシツキー
〔音楽〕ビー・ジーズ ほか
〔出演〕マーク・レスタートレイシー・ハイドジャック・ワイルド ほか
(1971年・イギリス)