ASKAシンフォニックの音作りって・・・

今回のASKAシンフォニックの音楽監督と指揮をされている藤原いくろうさんのブログです。

9/27の日記で

オーケストレーションのコンセプト』

シンフォニックホールとアリーナ会場での音作りの違いについて書かれています。

読んで、ほ~~~~っ!!と思いました。

大阪城ホールで既に聴いているだけに、納得できるお話でした。


前の東京国際フォーラムでの音づくりも、基本的には今回の海外ツアーと同じように作られていたのかな?


今回何故アリーナだったのか、その訳の一部が見えました。


いつだって新しい形を見つけて挑戦していこうとするASKA。

他のアーティストはそれを真似していくけど、誰が始めたかも知らないままで・・・

それでもASKAは構わず前進していく。

ただの新しいもの好き。誰よりも先にアイデアを実現したいせっかちな人。そんな見方も出来るけど・・・

でも、だからと言ってそう容易く出来る事では無い事ばかり。

困難を乗り越えて実現していく。

そんな彼の生き様は見事だな!!って思います。




リンク貼ってますが、飛んでいくのが面倒な人の為に載せておきます。

ちょうど良い機会なので、アジアツアー(含オーチャード)とこれから始まる国内ツアーのオーケストレーションの違いについてお話します。
コンサートにいらっしゃる方は頭の隅っこにでもおいて…参考にしてみて下さい。

アジアツアーの会場はすべてコンサートホールという音楽専門のホールで行われました。反響板という音響設備があるためにオーケストラの音を気持ち良くまとめて前面に出してくれます。ASKAさんの歌以外は基本的にPA(電気的増幅)をしていませんでした。
なのでオーケストラのアレンジも譜面上の段階でできっちりとバランスよく鳴るように書かれています。
簡単に言うと、オーケストラ全体がひとつの楽器、ひとつの響きになる感じです。

国内ツアーはアリーナでのコンサートということでフルPA…すべての楽器の音をマイクで拾います。
この場合には通常のオーケストラではあり得ないダイナミックスや音響効果が得られます。
また楽器間のバランスも機械的に調整できるので、普段は書けないような変化球的な譜面も書いてあります。
オーケストラの皆さんもエンジニアの方も慣れないことが多くて大変だと思いますが…上手く行けば、これからの新しいスタイルのひとつになっていくと思います。

いよいよ始まります!ASKAさんの歌にオーケストラサウンドに圧倒されに来て下さい!