久しぶりに・・・11/23 の歌

久々の登場です☆

別に忘れていたわけじゃないんですが、書いてなかっただけです(汗)
これからは、時々書いていこうかな。。。

今日浮かんだ曲は、私が、チャゲアスの曲の中で一番大切にしている曲です。
お気づきかも知れないですが・・・


『熱い想い』

1982年に発売された、シングル&アルバム『熱い想い』のタイトル曲です。
詞 飛鳥・松井五郎  曲 飛鳥  編曲 平野孝


今日に限って浮かんだ訳でもないのですが・・・
この曲は、長男が生まれる時、ずっと聴いていたのです。

今日この曲が浮かんだ理由は、そして書こうと思った理由は・・・

それは・・・
ず~と、子供を望んでいたお友達が、やっと、お腹に命を宿したからです。
まだ、7週で、これから無事に出産するまで、まだまだ険しい道程です。
でも、本当に本当に欲しがっていたので、この知らせを受けた時は、思わず涙が出ました。
そして、自分に子供が出来た時と同じ、いいえ、それ以上に嬉しく幸せな気持ちで一杯なんじゃないかと思うと、
この曲が自然に出てきました。


この曲が入っているアルバム『熱い想い』は、映画『真紅な動輪』のサントラ盤で、
その中に出てくる蒸気機関車『パシナ』への想いをイメージして作られています。

と、いっても、この歌は、作詞の飛鳥や松井五郎さんも、それだけで書いたのかというと、
そうではないでしょう。
どう考えても、蒸気機関車じゃなく男と女の愛??って感じなので・・・

でも、私は、男と女の愛を歌っただけではなく、本当はファンへの想いを歌った歌だと思います。
でも、そう思いながらも、私には息子ができた時、息子への想いと重なっていたのです。
本当にこの子に会うための人生だったのだと・・・

だから、この曲を彼女にも聴いて欲しいな・・・なんて思ったりして・・・

今までのぼくの道程は 君に逢うためのもの
いくつかの愛をなくした まわり道だけれど
君は白い風の中で ぼくをむかえてくれた
穏やかな陽につつまれて 明日へ扉ひらこう

熱いこの胸 たどりついた最後の愛よ
ふりかえらない もうまよいはしない
いつまでも いつまでも 君のために


過ぎてゆく日のひとこまが すべて詩であればいい
ありふれたことばだけでは 想いを語れない
静かにそっと眼をとじたまま ふたりの道程をかさねよう
ほんとうに君が好きだから 愛しているのだから

熱いこの胸 たどりついた最後の愛よ
ふりかえらない もうまよいはしない
いつまでも いつまでも 君のために


熱い想いは 誰にも誰にもわたしはしない
ぼくの大事な 君だけに愛を
いつまでも いつまでも ふたりだけで
いつまでも いつまでも

この詞は、私がずっと抱いているASKAへの想いそのもののような詞です。


アルバム『熱い想い』は、映画のサントラ盤ということもあり、
曲だけが入っている部分が多く、チャゲアスファンの中には、
歌が少ないのであまり好きじゃない人もいるでしょう。

でも、私は、この映画をテレビ放送ではありましたが見ているので、
アルバムを聴くとその時の映像が浮かんできます。

広大な中国大陸を走るパシナの力強さや、その大地を真っ赤に照らす夕陽の美しさに感動しました。
哀愁があり、今もその映像が強く心に残っています。

そしてその素晴らしい映像の後ろで流れるチャゲアスの曲に、さらに感動したものです。
曲の中の、蒸気機関車の『ボ~~ッ』っていう音を聴くと懐かしさでいっぱいになります。


私は、ASKAの歌は歌詞以上に曲が好きです。
特にスケールの大きな曲が好きで、オーケストラをバックにしても負けない、
素晴らしい曲が沢山あると思っています。
その意味でも、このサントラ盤は、私のお気に入りなのです。



『熱い想い』だけでいうと、『SUPER BESTⅠ』・『PRIDE』のボーナストラック盤に収録されていますが、
『PRIDE』のはほとんど聴いたことがなかったのです。
エッ!!って自分でも思いました。
きっと、発売された時は聴いたのでしょうが、あまり気に入らなかったのだと思います。


サントラ盤は、『熱い想い』の後そのまま『CLOSING THEME』に続いているので、10分弱とすごく長いです。
これは、終わり方が、『SUPER BESTⅠ』『PRIDE』とは違い、
『いつまでも いつまでも・・・』
で終わるのではなく、その後で曲が続き、間にカーニバルの曲が入ってたりしていて、
もう一度
『熱い想いは 誰にも誰にもわたしはしない
 ぼくの大事な 君だけに愛を
 いつまでも いつまでも ふたりだけで・・・』
の所を歌います。

そしてこの『ふたりだけで・・・』の所が、高い音に上がる『君のために』と同じ音になっていて、
バックのオーケストラと男性コーラスが曲をドラマチックに盛り上げて終わります。
この終わり方の違いで、また、感動も違うんですね。
最高に素晴らし曲です。


それから、『SUPER BESTⅠ』とは、音の厚みも違います。
ASKAの歌い方も少し違っていて、私はサントラ盤の方が好きです。(ちょっと鼻声ですが)



そして、この歌は、ライブでは、最後に歌われることが多く、
いつも、この歌が始まると涙が出るほど嬉しくて・・・(実際泣いてましたが)

ピアノの音と共に静かに始まり、飛鳥の感情を込めた歌声が、会場いっぱいに広がってゆき、
そして、この歌を、この気持ちをみんなに伝えたい、そんな飛鳥の想いがいっぱいいっぱい伝わってきて、
「君のために」って手を差し出して、声の限り熱唱する姿に、『飛鳥・・・』って言葉にできない想いが沸いてきて、
後はただ、ただ涙でした。



熱風コンサートでこの歌を聴いた時の感動を以前にもちょっとだけ触れたんですが、
この感動をもう一度体験できるとは、正直思っていなかっただけに、前奏の段階でもう泣いていました。

この曲をライブで聴くのは、この時が最後だったのだろうな~~て思っています。
本当にそうなら、残念で仕方無いけど、ライブの想い出と共に、
一生、自分の命の最後のその時まで、大切に大切に想い続ける曲だと思っています。