C-46を聴いて…

昨日ね、MCで男の気持ちってのをまた話してた。
女の人は別れたら思い出さないっていうけど…
でも最後に、女性の優しさなんだよね…ってポソッと言った。

本当に忘れる事が今好きな人への優しさなのか、思い出していたとしても思い出さないって言ってみせるのが優しさなのか…
私は後者。
本気で好きだったら、想い出さないなんて嘘だもん。

でね、そんな話しを聞いてC-46を聴いたら、昔の彼と一緒に過ごした時の事が走馬灯のように脳裏を過ぎった。

彼が住んでたボロボロのアパートや、そのわりにこざっぱりと整理されていた部屋。
そこで何をするでもなく、ただ寄り添って一緒にレコードを聞いて過ごした時間。
彼の好きだった歌をテープに録ってくれた。
…ちょっと甘酸っぱい記憶…
ずっと忘れられなくて、忘れたくなくて…時々胸が疼いたりして…
愛と呼ぶには幼くて…でも好きだった。
本当に大好きだった。
そんな気持ちまで想い出して切なくて…涙が出た…

こんな風に彼も私を想い出してくれる事があるんだろうか…
ASKAのように想い出して貰える存在だったんだろうか…

この歌にそんな自分の想いを重ねてしまった私でした。