ASKA出演 FM802 『SUPER J-HITS RADIO』  VOL.1

2010年3月7日(日)FM802 『SUPER J-HITS RADIO』
DJ 加藤美樹さん

表示 A-ASKA、K-加藤美樹さん、KANーKANさん


A お久ぶりです。
K 2008年の『 UNI-VERSE 』の発売の時以来だと記憶しておりますが・・・
A そうでございます。
K その間にASKAさんは2つ大人になられました。
  先月の2月24日お誕生日をむかえられまして、おめでとうございます。
A ありがとうございます。
  その間に??・・・って『 UNI-VERSE 』ってそんな前??
  ・・・古い人間ですから(笑)
K おいくつになられましたか?
A 52歳ですね。
K 52歳・・・
A 怖いね!!
K 怖い52歳ですね。
A 52(笑)・・・いや、怖い52ね(笑)
K これだけ若い52歳って・・・
A いやいや、自分が52なのが 信じられないね。
K 今の年齢は楽しんでらっしゃいますか?
A あ~、そうなんだよね・・・年齢ってほんとわかんなくなる時あるよね。ほんとごまかすわけじゃないんだけど。
  全然数えないですよね。
K 昔の子どもの頃に考えていた50台と全然違うじゃないですか?
A ね!!ね!!
K ね!!
A これはもう・・・そうでしょうね~江戸時代の50台はもっと違うでしょうね(笑)
K (笑)それは面白いですね。江戸時代とは・・・ものすごい長老なイメージが・・・
A とっても、でしょう!?

K その52歳とは思えないという写真が・・・またとっても・・(12のジャケ写の事)
A これ・・・う・・・あの・・・(言葉に詰まりながら)
K とても・・・カッコいいですね・・・♡
A あの~~~これ・・・直してないから・・・
K (笑)
A もうそれいっとかないとさ・・・そこからはじまるから・・・直してないので(笑)
K なにを言うのかと思ったら(笑)
  あっそうか!!、修正してるんじゃないかと??
A ライティングでしょうね。きっと
K そんな話もあったんですか・・・
A とばしゃそう見えるんじゃないでしょうかね。。。
  まぁひとつの方法を使ったという(笑)次どうするんだろうって話ですね。
K 凄い若々しくてカッコいいですけどね。
ちょっとアンニュイな感じです。
A アンニュイな感じですか!?(うんうんって感じで)そうですか?
K 修正はしていないという・・・ね!?
A と、伝えられていますけど(笑)
K とってもカッコいい写真でみんなビックリしましたけれども(笑)、

K え~~ジャケットの若さと声がまったくおんなじというアルバムが先月リリースになりました。
 (12の紹介)
  12曲って32年の間からだと少なくない??
A 少なくない・・・でしょう!?
K そうですか?
A あの・・・ひとつ間違えば敵を作るアルバムですからね。これは・・・
  だから・・・厳かに・・・まずは反応を見ないと・・・
  っていうかね、一番気にしたのはCHAGEASKAで作りあげてきたものを自分が作った曲だからというだけで、
  ここに入れてしまうのは非常に危険だなって 思ったの。。。
  色んな感情があるでしょう?
  レコーディングしながらも、どういえばこれは理解してもらえるかなと考えると・・・
  理解してもらえるじゃなくて・・・
  あいつを横に並ばして二人いたほうが楽なのね。
  もう、言葉は要らない。っていう・・・言葉にすればするほど誤解を招いてしまうという・・・
そういう状況でしたからね・・・
でも、そんなこと考えてるからよくないんだよ、自分!!ってね・・・
  お前ソロだろう!!っていうね。。。
  スタジオでその瞬間があってからは、横にチャゲが要らなくなりましたね。
  何も気にせずソロをやってみようかなと・・・

K 改めて今の声で歌う1988年のこの曲を聴いた時にわぁ~凄い!!と、歌の凄さと勿論曲の凄さに
  これは(CDを)かけたいという「風のライオン」を・・
A これはね・・・上手くいったね(笑)
K (まるで)他はダメだったみたいじゃないですか(笑)
A いや~上手くいったね。
K どの辺りが上手く??
A 無国籍な状況で進んでたんだけど、本当に無国籍になっちゃって!!
  あまりにも狙いが狙いに入り過ぎてて・・・
  なんだろうな・・・楽曲とのマッチングが・・・妙にマッチングしてしまうという・・・
  リズム曲を、ビートのある曲をバラードで歌う事はそんなに難しくないのね。
  元々やわらかい曲をビートに乗せて歌うのは非常に難しい。
  で、この曲は元々オリジナルで歌ってた方の2番が終わった後で間奏に入るところが
  思いっきりリズムに突入してるのね。
  そこをイントロにしたいというところから始まって・・・
K それがバッチリはまったという・・・
A 上手くいったね・・・(頷くように)
K ではそれを・・・

『12』から【風のライオン】

風のライオンの曲紹介

K アルバムの中のおやすみという曲とかは23歳の時に歌っていた曲だったりするじゃないですか・・・
A ね~~鼻づまりでさ(笑)
  ね~~あの時点鼻薬があればよかったのにさ(笑)
K (笑)後から自分の声を聴くと感じることもいっぱい有るかなと思いますが、
  今歌う楽しさって言うのもあるでしょうね!?
A そうですね。
  当時は当時の精一杯で送り出した曲ですから、今どうって言う気は無いんですけど、
  それを今どう作り変えるかっていうと・・・
  本当に作り変える部分はいっぱい見当たりますね。
  それが良いのか悪いのかは・・・ね。
  今を伝えるにはそこをいじりたくなってしまうっていうのは確かにあるかな。


・10DAYSライブについて説明の後

K 本当に楽しそうに歌ってましたよね。
A まぁ、口パクですからね(笑)
K 毎回違う口パクですよね。
A 歌詞間違える口パクですので(笑)全部計算してるんです(笑)
K (笑)とにかく楽しそうに歌っているのが印象に残りまして、その楽しさがこのアルバムの中にも入っているなと・・・
A そうですか・・・
K スタジオはあのメンバーなんでしょう??
A うん、ギタリストは急に決まったスケジュールだったので・・・
K ちょっと日替わりもありましたね。
A うん、日替わりでやってくれましたね。

K このメンバーでレコーディングしたんだなって楽しさがあのアルバムからも感じられるんですけれども、
  今回十川知司さんと澤近泰輔さん、おなじみのお二人がこの12曲をアレンジという・・・それも面白いですね。
A もう喧嘩しっぱなしで、僕、間の入って大変でした・・・仲裁に(笑)
K (笑)二人一緒にアレンジしたわけじゃないんでしょう?
A いや、お互いがお互いのアレンジに対して嫉妬するわけですよね。
K えっ!!ほんとに??
A ほんと、ほんとに!!
  「いいな~十川君」「あ、いいな~澤近君、そのイントロ」
  褒めあってるんだよね(笑)ただね・・・もう褒めあってるんだよね。ハハハッ(笑)
  それってずっと良いものが出てるからなのかなって思ったりもするんだけどね。

K 今回お二人はボーカルのディレクションもされたと言う・・・
A 結構厳しいんだよね。
K あ、そうですか!?
A うん、もうちょっとお手柔らかに・・・の感じの方が良かったんだけどね(笑)
  割とズバズバ!!痛いじゃん・・・ってね(笑)
K どんな事言われるんですか?
A いや、ヘッドホンの中での鳴りと違ったりするから、「よし!!今の良かった」って思ってたら
 「低くないですか?」「低いの?今の・・・あ、そう(笑)」
 「じゃもう一回やってみるね・・・」「これでは??」
 「さっきのよりいいんですけど、やっぱり低い気がするんです」
  はははっ・・・(笑)もう、へたに強情だからさ(笑)
K それは・・・十川さんも澤近さんも言うの大変だったと思いますけど・・・
A いやね、もう好きに言ってますよ!!割りと言われるとムキになってすぐやる方なんで・・・
K その辺も分かってて言う感じなんでしょうね。。。
  とっても声にライブ感があって、綺麗に歌うっていうよりソウルフルだな、
  それはASKAさんのライブにも通じる 所があるな~って感じたんですけども・・・
  この曲は・・・すごい荘厳なアレンジになっていますが。
A おやすみですか?
K 「月が近づけば・・・」
A あ~それですか。
K ・・・これはまたカッコいい歌だなと!!
A (かとみきさんの間にひとりでうけて笑う)

A 『月が近づけば少しはましだろう』これね・・・口パクですから(笑)ライブでは・・・
K いや元(12のCD)の歌を・・・
A 元の歌は・・・どうやら仮歌みたいですね。
K (ビックリしながら)エッ!!仮歌??
A 仮歌を歌った時にちゃんと後で歌いなおしができるという気持ちの余裕っていうかね・・・
  それがすごく強く出てるんでしょうね。
  緊張感は必要なんだけど、その緊張感とは違う余計なアプローチがしっかり出てて、
  本チャンの意識で歌う時はちゃんと歌おうとするから歌が面白くない・・・
  よくわかんないよね。
K 難しいですね。
 ASKAさんの歌って、気持ちで、ソウルで歌ってるってイメージがあるんで・・・
A 同じことができないんですよね。。。
K その時にしか聴けない歌なんだろうなって思います。
  そう思って改めて聴くとまた違って聞こえるんではないでしょうか。

『12』から【月が近づけば少しはましだろう】

VOL.2へ続く