ASKA東京厚生年金会館10Daysを終えて…

東京厚生年金会館、ASKA10Days

あれほど楽しみにしてたのに、終わってしまった。
実質半月以上の公演期間の間、5日毎に東京に上京して、合計4回の参加。
なんかあっという間に過ぎてしまった。

振り返ると私には、やっばり14日のバレンタインライブが一番だった。
久々に昔を彷彿させるようなあの声は、何よりも私を驚かせ喜ばせ感動させた。

勿論前の席だったという事もある。
ステキなASKAを間近で見ながら歌を聴けるというのは何よりも幸せな事。

だけど、それ以上に声がよく聞きとれた。
バックの演奏に掻き消されそうになる事なく、クリアに聞こえるのが良い。(あのASKAの大声が消されるとはどれほどのバックの音量か!)

それに、私の観た日ではこの日が一番よく高い声が出てた気がする。
ここはこの音でこう伸ばして欲しい…と思った通りに聴けた。


いつも思うけど、私はこの声を聴きたくてライブに来てるのだと…

そして、ずっと待ち焦がれてた私の大好きな、ピーンと張った美しく艶やかで力強く伸びのある声。
何とも言えない色気があって胸をキューンと苦しくさせるあの声。
紛れもなく、ごまかしもなく…それが聴けたことが何より嬉しかった。

その声を聴く度に涙が溢れた。

私はASKA以上にASKAの声が好き。
帰ってきたんだ…って思うと今までずっと我慢してきた気持ちが、いっきにとけていくようだった。

最近は調子が良かったけど、私にとっては100%ではなかった。
ここが限界か…と半ば諦めていた。
でも、やっと100%近いものを聴いた気がした。

ありがとう…ずっと頑張ってくれて…

それが例え自分の為であったとしても、その努力がなければ私達が今ここに居たかどうかも分からない。

批判するのは簡単だった。
でも、心配こそすれ批判する気には決してなれなかった。

気づかれないようにしようと…
でも気づいてしまう…
あなたが苦しむ姿を観るのは辛かったけど、だからこそ今こんなに嬉しくて、一緒に良かったと喜び合えるんだと思う。


ステージで最後に話してくれた真実。
みんなへの感謝の言葉。

昔のあなたなら言い訳に聞こえるからとぐっとこらえて言わないままでいただろうけど、
今のあなたは負けず嫌いの気持ちや潔しとしない気持ちよりも、感謝の気持ちの方が大きいんだね。
それほど辛かったんだね。
そして嬉しかったんだね。

ずっと信じて待ってて良かった。

お帰りなさい。私の愛した声…


最後に聴いた『君が愛を語れ』で、ASKAの気持ちが嬉しくてこらえきれずに涙が溢れた。

私の愛した人はこんなにも素晴らしい。
こんなにも温かい。
一生かけて愛するに値する人だと…そんな人に出会えた幸せに胸が詰まった。

この喜びを、この想いを…今ここに記しておこう…
最後の日まで忘れないように…