ap bank fes’06・7/16 レポ

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やっと、レポ書きました。
いつもの如く長いレポになりました。
せっかくなので、一応全出演者、少しずつですが書いてみました。(曲名は分かりません)←オイッ!!


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雲の多い朝だったにも関わらず、時間と共にどんどん晴れていく空の下、
待ちに待った 『 ap bank fes'06 』2日目が始まった。

初めて見る櫻井さんは顔をクシャクシャにして、嬉しそうに登場。
小林武史さんの伴奏で、オープニングに晴れる事を願って選曲した歌を歌う。
今まで思っていた甘ったるい声と違う、爽やかな歌声の櫻井さんに「オッ!なかなかいいやん!!」

まずは、Band Act のHYの演奏が始まる。
HYの女性 凄く上手!!
途中、櫻井さんも一緒に歌ってセッション、人の歌を歌わせても上手い!!

ーー休憩ーー

いよいよ、Bank Band の演奏によるゲストライブ



スキマが出る前から空は怪しい雲にどんどん覆われ『これは、ひと雨来るな~』
スキマ登場と同時にポツポツと大粒の雨が降り出す。
歌いだしてからどんどん酷くなり、我慢しきれず、歌の最中に失礼とは思いながら、
ゴソゴソ、カッパを出して着る。
スキマの1曲目をまともに聴いてあげられず、申し訳ない思いでいっぱい★
でも後はしっかり聴いて、「なかなか良いな~~、歌も上手い♪」
「うちらの歌が終わると止みます・・・」とか、言ってたら、本当に終わると同時に雨は止み、
「小田さんより雨男がいたのか~」と大笑い☆
きっと、伝説になると思うよ!!


次は BENNIE K

すみません、この日まで女性2人組だとは知りませんでした。
とにかく迫力のあるいい声で、歌も上手い!!
ラップ部分を歌う女性が会場を盛り上げ、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。


盛り上がった後は、salyu 登場
初めて聴く歌は存在感のある声で、会場を静かに包んでいく。
1曲だけだったのが残念。でも、その後コーラスで参加。


そして、一青窈
昨年9月にNHKの「POP JAM」の公録で観たので、この日は生では2度目。
でも、その時と同じ曲なのに、なぜ今日はこれほど素晴らしいの?
情感に溢れた声で、心に染み渡ってくる。


残りは2組(と、思っていた)
次はいよいよASKAの登場か?
と、思っていたら、櫻井さんがちょっと緊張して紹介したのは、小田和正さん
『え~~!!先に小田さん?って事は取りはASKA?そりゃないでしょう~!!』

嬉しそうに登場した小田さんは、ラブストーリーは突然にを歌いながら、
ステージの端から端まで走る走る!!
只々、唖然とした私(笑)
最後には、ステージから飛び降り会場を何メートルか歩いてゆく。
Aブロックの前列に、小田さんのウチワを持ったファンが何人もいたので大喜び☆
ステージに自力で上がれず、スタッフに引っ張られ押し上げられてやっとステージに・・・
「打ち合わせにないんだもんな~」と苦笑の櫻井さん。

そして『 伝えたいことがあるんだ 』を歌う。


実は私は昔々、チャゲアスの次に好きだったのが、オフコース
ライブに行ったこともある。
好きになって、間もなく解散したけど、この時のことを思わせるかのように、
「僕は昔、人と付き合うのが嫌いだった。」と告白
「でも、今はこうして人と一緒にする事が楽しい」と・・・
昔の事を思い出しながら、大好きだった『 愛を止めないで 』を聴く。
もう、ジ~~ンとなってきて、二十数年ぶりに生でこの歌を聴けた喜びと感動で、
いっぱいになっている所に、弾き語りで『 言葉に出来ない 』が、始まる。
「これは、ないでしょう!!小田さん反則やわ!!」
じっと聴き入る・・・素晴らしい歌声に目頭が熱くなる。


チャゲアスと小田さんの富士急のジョイントライブに、
中央線の土砂崩れで行けずに、涙を呑んだあの日以来、
チャゲアス+小田さん」というのが心のしこりとなり残ったままで、
今回形は違うけど、私のリベンジライブのような感じも無きにしも非ずで、
やっぱり来て良かったな~~と、心の底から思った。


でも、この後にASKA歌うの??
会場はすっかり小田さん色になっているのに・・・
実は小田さんは櫻井さんとこれまでにも一緒に仕事をしたり、
櫻井さんがファンだったりするようで、それもあってか、
ミスチルファンは小田さん贔屓が多いと一目で分かった。
それだけに、この後のASKAはちょっとキツイだろう~~?!
いらぬところで、親心?がムクムク!!
『大丈夫かな・・・ASKA、声、ちゃんと出るかな~~負けないでね~(何に?)』
心配で胸がドキドキ!!


すると、一人忘れてました。
GAKU-MC が元気よく飛び出してきて、櫻井さんと歌い暴れて
小田さん色になった会場を、一曲でリセット!!
『ホッ!!!!!よかった~~!!」


で、今度こそ残るは、ASKAひとり☆
桜井さんの「 すごいよ!もってかれるよ~」という紹介でステージに現れたASKA
7月の会報に載っていたような、黒タンクに白シャツ姿で登場。
「ASKA~~!!」という呼び声に答えながら、って、「エッ!!」
いつもライブではめったに叫ばない相方が叫んでる!!
つられて一緒に叫んでしまった(爆)

チャゲアスじゃない、ASKA独りの出演、完全なアウェイ、おまけに取りで、
歌い始めるまで心臓ドキドキで、「ASKA・・・」
祈るような想いで、歌い始めるのを待つ。
鳴り始めたのは『 抱き合いし恋人 』の前奏で、
『え~~、うそ~~、これは無いやろ~~』と、思っていたら、
何の違和感も無く『 君が愛を語れ 』の曲になり歌いだすASKA。
『うわ~、これ歌う??』
大好きな歌、でも、シングルになっていない曲から、アウェイのステージを始めるASKA。
どこまでミスチルや他のアーティストのファンの心を射止められるか・・・

この日のASKAの声はとても良く出ていた。
しっかりと、よく聞き取れる歌い方で、想いを込めて歌うASKAに、
今度はさっきまでとは違う、ドキドキで、
「うわ~~~ステキ~~!!」

そして『 はじまりはいつも雨 』
さすがに会場もワ~っと沸く。
1番が終わり、間奏中に、ASKAが櫻井さんに耳打ち、
『何?』って思っていたら、2番を櫻井さんが歌い出す。
ミスチルファンは大喜び。
ASKAがちょこっとハモる。ASKAをハモらせられるのはチャゲしかいないのに(笑)
滅多に(いや、絶対)聴けないはじまり・・・だった。

そして次はやっぱり『 晴天を誉めるなら夕暮れを待て 』
いつものライブのノリで手拍子を打つ。
途中ギター演奏のとき、櫻井さんがASKAに絡みたそうにしていたが、
ASKAは気づかず、仕方なく他のメンバーと絡んでいた。
ASKA、気づいてあげなきゃ!!

ASKAが「本気で伝えたいことがある」と言って始まったラスト曲は『 同じ時代を 』
いつになく、はっきりと、曲を知らないみんなにも歌詞が分かるように、
丁寧に、丁寧に歌ってゆくASKA。
「このメッセージを届けるために、ASKAはここにやってきたんだ」
そう思うと、胸がジ~ンとなった。
そして「どうかこのメッセージをみんながちゃんと受け取ってくれますように」
と、祈るような気持ちで聴く。
ラストのサビを櫻井さんのサポートでみんなで歌う。
 
     「同じ時を 歩いて行く 僕たちさ」
                  「物語を つないで行く 僕たちさ」
  
歌い終わったASKAは、いつもの笑顔で手を振ってステージから去ってゆく。
ASKAファンの夏は終わった。
ホッとした想いと、最高の歌を聴けた幸福感と、また会えなくなる寂しさとで、
複雑な心境。
でも、今はとにかく、幸福感に酔いしれておこう・・・


最後にもう一度小田さんを呼び入れた、bank bannd が、
2004年に発売した、bankのコンセプトソングでもある『 to U 』のCDシングルに、
カバーされて収録された、オフコースの名曲『 生まれ来る子供たちのために 』を、
本家本元の小田さんと共に歌ってくれる。
予想はしていたものの、本当に聴けるなんて嬉しい!!大好きだったんだもの♪
幸せなおまけをもらって、ゲストライブは幕を閉じた。


ここで、ミスチルまでの間休憩


何故か、座れないほどの前まで行って見ていた私は、
ASKAも終わったので、ミスチルファンに場所を譲り、
ゆったりとした場所で、ゆっくりとはじめての生のミスチルの演奏を聴く。
声を絞り出すように歌う櫻井さん、甘い声で歌う櫻井さん、
曲によって歌い方が違う。ブラウン管を通して聴くのとは違う。
やっぱり生は良いな~~♪(でも、ファンにはやっぱりならないかな)


ミスチルが終わり、最後に出演者全員が、ステージに戻ってくる。
「きゃ~、ASKAもちゃんと居るやん!!(当たり前)」
あまり似合わない白いbankTシャツを着て現れる。
ゲストライブの時より後方で少し遠かったけど、最後にもう一度会えて嬉しい!!

コンセプトソング『 to U 』を全員で歌う。
パート分けして、2番の最初(になるのかな?)をASKAが担当。
「上手いな~~!!」
持ち歌以外を歌わすとその人の本当の歌唱力が分かるものだけど、
ASKAはASKAにしか歌えない歌を、歌う人だ。
全員で歌っている時もASKAの声が聴き取れる。
そのくせ、全体の邪魔に絶対ならない、美しいハーモニーの作れる声。
不思議な声だと思う。

ap bank fes'06 2日目のラストにふさわしい、素晴らしい歌で幕を閉じた。


レベルの高いライブだった。
出る人全員が歌が上手くて、個性があって、素晴らしい声を聞かせてくれた。
生半可なシンガーは、この日のステージには怖くて立てないだろう。
ASKAが出るというだけで、このフェスに参加することにしたけれど、
おかげでこんなにステキな、最高のライブを観る事ができ、本当に幸せだった。

ASKA、ありがとう!!





長いレポ読んで下さってありがとうございます。

始まる前に予想した演奏曲は間違っているだろうと、小田さんが始まってすぐに分かりました。
これは、はじまりを歌うだろうな、と・・・
でも、予想と違って4曲歌ってくれて嬉しかったです。