バレンタインの想い出

今日はバレンタイン、巷でチョコとプレゼントが行き交う日、

随分昔、私が中学生の頃、本気でチョコを渡した人がいたっけ…
同級生で仲良しだった男の子。
むこうも私の気持ちは薄々知っていたと思う。
渡そうかどうしようか躊躇している私を見かねて、仲良しの友達がさっさと渡しに行って、
見事、玉砕!(でもなぜかチョコは受け取ってくれた)
お決まりの、「友達としては好きだから…」って、言葉
でも、それほどショックじゃなかったんだな、なぜか…
家に帰って暫くすると、彼から電話があった。
架かってきたことなんか、一度も無かったのに。

彼、「今日はゴメンな。怒ってる?
   あんな、僕の言った事聞いた?
   あれ、全部嘘やで!気にせんといてな ・・・」

私、「???うん、分かった、気にしてへんよ。???」
って、そんなに気になるような事何も言ってなかったよな~って思いながら、
単純に電話が架かってきたことだけが嬉しくて…
翌日からは、何事も無かったように二人の友達付き合いは続いて行った。

私も彼と付き合いたかった訳じゃない。
ただ、好きだっただけ。
ずっと、一緒に話したり笑ったりしてたかっただけ。
ほんとにプラトニックな片想い
そんな片想いが大好きだった。
クラスが替わっても、違う高校になっても、ずっと好きだった。

何年後かの高校の同窓会の時、当時チョコを渡しにいってくれた友達と出会い、
その時の話が出た。

私  「あの日家に電話があってんよ」
友達 「えっ!うそ!何て言ってた?」
私  「言った事全部嘘やから気にせんといてって」
友達 「・・・あの時違う事いわれてん、
    他に好きな奴いるからあいつの事は別に好きや無い・・・て」
私  「・・・絶句・・・」
友達 「わざわざ、電話してきたん?ふ~ん」 ニヤニヤ

彼の本心はいったいどうだったの?
私は今も想い出の中の彼が大好き。

あれからバレンタインに本命チョコをあげたのは、今の旦那さんだけだな。

想い出すと彼はどこと無くチャゲちゃんと似た性格だったな~
明るくて、おちゃらけてて、面白くって、見た目軽そうな性格で、
でも、やる時はやるし、自分ってモノを持ってて、ムードメーカーで…
いじわる言うくせに優しいし、人の言う事聞いてんだか聞いてないんだか… 
(メチャメチャ言ってる)
あっ、それなのに私はずっとASKAに夢中って・・・(汗)

本命チョコをあげるみんな、今日はがんばって!
良い想い出が出来ますように…